クロモジ(黒文字)

ノース白山でつくる芳香蒸留水の中でも、主力商品の一つであるクロモジ。その育ち方や特性など、やはり自分たちでも深く知る必要があると思い、2015年7月に園芸用として2mのヒメクロモジを購入しました。クロモジは、漢字で書くと黒文字となります。若枝は緑色ですが、ある程度大きくなると枝に黒い斑紋ができることで、それを文字に見立て、黒文字と呼ばれるようになりました。(老木になると灰色の皮に覆われます。)園芸品種としてはシンボルツリーとしてではなく、どちらかというと地味な脇役といったところでしょうか。どんなに成長しても5mくらいにしかならない低木ですが、その枝はしなやかで硬いのが特徴です。和菓子に合わせる高級爪楊枝として昔から利用されてきたのも、この枝葉が持つ和の風情と、枝の強さからかもしれません。枝葉をこすったり、削ったりすると爽やかな匂いがします。言葉では表現できないですが、分かる人はすぐ「あっクロモジだ」というくらい爽やかさは際立っています。この香り成分は科学的に言うとリナロールで、リフレッシュ効果をもたらす成分です。
秋になって白山で育つクロモジの種も頂きましたので、早速、種からも新たに育て始めました。5年後には種から育てたクロモジを、園芸用・芳香蒸留水用・爪楊枝用・箸用など、いろいろな形で有効活用していきたいと思います。

おすすめ記事

  1. 発酵の底力を信じ切る。
  2. 朝食に「おいしいパン」を。
  3. 雪中のティーツリー
  4. 山ヨモギのシフォンケーキ
  5. へしこマスカルポーネ
  6. 白身魚にはコレ!
  7. 糀甘酒スコーン

関連記事

  1. 防虫効果の高いタンジー
  2. オーストラリアの知名度高き薬草
  3. 植物たちの冬越し キングサリ
  4. 食べる胃腸の薬 ルバーブ
  5. イタリアから柑橘の香り ベルガモット
  6. 希望の象徴 サンザシの花
  7. 気鬱を解く良薬 玫塊花
  8. 植物たちの冬越し エニシダ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP