代表者のプロフィール

 

 

 

 

略歴

1981年 東京都足立区生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、(株)リクルートに入社。2014年 石川県白山市に移住。白山国立公園・登山道の整備、公共の宿でスタッフとして運営管理に従事。2017年 (株)ノース白山を設立。2018年 1日1組限定のライフスタイルホテル ルヴァンを開業。調理師、日本食養学会公認中医薬膳指導員。(夫婦2人とも保有しています)

原体験

今の生活から逆に想像もつかないほど都会の東京都足立区で幼少期を過ごし、小学生からは神奈川県横浜市で生まれ育ちました。
その時には何も思わなかったものも、遠く離れて、客観的にみると、「便利さ」や「すぐ行ける距離にある」こと自体がすごい価値だと今更ながら感じています。

大学生の時に1年間休学し、オーストラリアのパースへ行きました。「元祖旅行ジャーナリスト」として世界中を訪れていた兼高かおる氏が「リタイア後にはオーストラリアのパース(Perth)がいい!」と言っていたのが頭から離れず、「世界一の街に飛び込もう!」と思い切って行きました。

自然と街が一体化し、見事なまでに「リラックス」を体現したライフスタイルは、その後の人生観や、今やっている商売の原体験となっています。


この場所を選んだ理由

民間企業出身初の公立中学校長になった藤原和弘氏に憧れ、大学卒業後は、藤原氏と同じ(株)リクルートへ入社。パースのようなライフスタイルとキャリアを送るには地方しかない!と思い込み、「人材領域で、東京以外でならどこでも」という配属希望を出したところ、金沢支社へ配属となりました。

たまたま出会った石川県ですが、後から考えればこれがご縁だったと思います。ちょうど白山麓を営業車で走った時の景色がパースと同じだったので、「将来、街と自然の2拠点生活を送るには白山麓しかない!」と直感的に感じ、2009年に中古物件(今の自宅棟)を購入しました。

リクルートでの約8年間では、地域の中小企業の新卒・中途採用を通じた「地域活性」の仕事をしていました。一部上場企業の採用、100年以上続く老舗企業の採用や、国立・県立大学などの就職支援など、数々の人間ドラマに立ち会うこともでき、社会人1年目から影響力のある仕事をさせ続けてもらったことには感謝しています。

中でも「創業間もない会社の社長」との出会いは、「地方のポテンシャル」を肌感覚で感じた場であり、その後のキャリア観・人生観に大きな影響を与えました。あえて地方中核都市ではなく、「過疎化が進む田舎」を選んだ理由も、そのポテンシャルに自分の人生をBETしてみたくなったからです。

移住の現実

夫は東京都出身、妻は大阪府出身なので、石川県白山麓は文字通り縁も所縁もない場所です。2014年にIターン移住しました。

150坪の庭付き田舎暮らしのスタートですが、雑草生え放題の庭をどうするか?と移住の2日目には悩みの種になったことは今でも覚えています。移住の驚きと対峙しながら、3か月くらいは仕事も特になかったので、二人で雑草抜きから庭づくりに励みました。

「白山麓の豊かな自然を活用した商売を自分たちで」という大枠だけは決まっていましたので、専門的知識を得るために日本食養学会公認の「中医薬膳指導員」やの資格を取得したのもこの頃です。
ただ、この地域に「仕事」が極端に少ないのも現実で、将来どうしようかという何とも言えない不安も正直ありました。


不思議な出会い

そんな中、たまたま求人掲載でみたのが中宮温泉の公共宿でした。まるで自分たちのことを待っていたかのようなタイミングで、「運営管理者2人を募集」とあったので、なんの躊躇もなく決めました。中宮温泉には行ったこともなく、名前すら知らなかった温泉地でしたが、振り返ると、この出会いこそが「今」につながる「白山との出会い」です。

「胃腸の温泉」として古くから湯治場として人を癒してきたその場所は、「健康」「食」「リラックス」という私たちのキーワード全てに合致する場所でした。これがあったから来た、というのではなく、「タイミングが良すぎて必然だった!?」と思うくらい驚いたことでした。

死に物狂い

最初は、同じ中宮温泉にある老舗旅館「にしやか旅館」さんで修行しました。皿洗いやトイレ掃除などからスタートしました。業界のド素人だった分、何の先入観もなくアレコレと吸収できたのだと思います。一緒に山に入り、山菜のことや山の生活のことなどを直接教えて頂くなど、「リアル白山」を体験しました。

旅館業がどれだけ大変かも身をもって感じましたが、自分たちで考え提供する食事などに喜んで頂くお客様の姿を見て、これまでの仕事とは全く異なるやりがいも感じました。「白山のパワーで、人を癒す、元気にする」という気持ちは日に日に沸き上がり、様々な壁を乗り越えていきました。この地に深く根づく食文化である「発酵食」と出会ったのも移住してからです。驚くほど毎日の食生活に根づく「本物の発酵食」は私たちにとって新鮮でありました。薬膳の観点でも「糀(米こうじ)は、胃腸を良くする効能がある」と知った時には、「もう、これしかない!」という決意に変わりました。

私たちが「胃腸」にこだわり、発酵食の中でも「糀(米こうじ)」に焦点を当てたことは、様々なことが奇跡的なタイミングで、奇跡的な形で生まれたからに他なりません。
そして、移住から4年目の2017年に「小さな企業」として株式会社ノース白山が生まれました。会社名の由来は、「白山の北部エリアにあるから」です。この地にご縁を感じ、そのご縁を広げることで喜び溢れる社会に貢献できればという願いを込めています。

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