白山神社っていろんな場所にありますよね。
その数は全国(沖縄県以外)に2,600~2,700ほどあると言われています。
すごい数ですよね。
この記事では、そんな「聞いたことはあるけど謎も多い白山神社」についてです。
- そもそも白山・白山神社って?
- どんなご利益がある?
- 【実体験】ご利益の本当の意味を感じた瞬間
こんな疑問がスッキリと解決するような記事になっています。
この記事を書く私は、石川県の白山麓エリアに住み・事業をしています。
白山神社の総本山である「白山比咩神社」から車で約10分の場所です。
東京都出身の私が、大阪府出身の妻とともに白山麓に移住したのが2014年。
それ以来、白山と深く関わる私たちだからこそ言えることをお伝えします。
<私たちと白山・白山神社>
- 移住後、白山の登山道の草刈で白山の頂上付近にいた
- 現在は白山の北麓で「株式会社ノース白山」として事業
- 白山比咩神社の月1回参りはもちろん、これまで全国の白山神社を行脚
誰でも言える文献的・表面的な堅い話ではありません。
分かりやすく解説するために、あえてシンプルかつ乱暴な説明にしている部分もあります。
私たちが夫婦が移住後の「ご縁」で出会った白山について、今している事業をはじめ、どんなご縁があったかの実体験を踏まえてお話します。
白山・白山神社とは
白山神社とは、白山という山そのものを祭る神社です。
白山は石川県・福井県・岐阜県にまたがる独立峰で、標高は2,702mの活火山です。
日本三霊山の一つです。
富士山・立山と並ぶ威厳で、影響力が大きい山として知られています。
白山の頂上に「奥宮(おくのみや)」があり、本当の中心です。
ここにいる白山の神様が「菊理媛尊(くくりひめのみこと)」です。ちなみに女性の神様です。
白山比咩神社は、奥宮と同じご利益があるという位置づけです。
明治時代以降に「総本社」となりました。
(※白山の頂上と伊勢神宮とは東経136度44分で南北の一直線で結ばれており、「白山=陰、伊勢神宮=陽」という陰陽関係です)
どんなご利益がある?
白山のご利益は「良縁」です。
派生して、恋愛や仕事、金運などともなりますが、全てはスタートは「良縁」です。
【白山と私たちの不思議なご縁】という実体験があるので、良縁という白山のご利益は間違いないです。
【実体験】ご利益の本当の意味を感じた瞬間
神奈川県横浜市金沢区釜利谷南にある白山神社です。
この地域には、鎌倉幕府のあった鶴岡八幡宮から金沢文庫(称名寺)までつながる古道「白山道」があります。
なにかと白山とのご縁がある場所です。
実は、ここ私の実家がある住所です。
この小さくて地元の人にもほとんど知られていない白山社のことを知ったのは、最近でした。
たまたま移住先として選んだ場所が白山麓。
そこで偶然にも出会った仕事で白山に登り、それがきっかけで「株式会社ノース白山」という会社を立ち上げ、7年目にして、まさかの実家近くの白山社。
一番びっくりしたのは私たち自身です。
もちろん、小学生の頃からずっと住んでいた場所なので、「地名としての白山道」は知っていましたが、これがまさか今現在いる白山とつながっていたというのは本当に驚きでした。
歴史を紐解くと、かつては修験者が険しい白山に登り、白山の薬草(薬効のある高山植物)を全国各地に持ち帰ったということからご縁が生まれたと語り継がれています。
私たちは今、「白山のめぐみ・力を借りた発酵食」で同じことをしています。
ネットやSNSを使いながら発酵食を全国に届けています。
カタチは昔と違いますが、やっていることや、想いは一緒です。
人と人とのご縁もそうですが、場所と場所だったり、仕事と仕事だったりのご縁。
白山にはそんなご利益があります。