
ノース白山の庭で育てているギボウシです。園芸界ではホスタとしての名の方が知られているでしょうか。ギボウシは実に多くの品種があり、我々も4種類ほど育てていますが、このギボウシは超大型品種「エンプレス・ウー」といって葉の大きさは世界一です。昨年植えたものなのでその大きさはまだかわいいものですが、3年ほど経つ成長株となると葉が40cmほどにもなり、その存在感は圧倒的になります。その大きさも見据えて、まわりにはなにも植えずにただひたすらこのエンプレス・ウーの成長を見守っておりますが、春に芽を出してからの成長スピードはやはり速いです。ギボウシと言えば地方によっては大変美味の山菜として食されることも多い植物です。事実、白山の山深いところにはギボウシは驚くほど自生しており、実際に調理したりすることもあります。さすがに自分たちのガーデンで育てるギボウシは観賞用ですが、見ても良し食べて良しと貴重な植物です。水滴を弾くような艶のある葉をつけるギボウシは、雨の日でも庭に赴きを与えてくれますし、これからの季節により映えるでしょう。
この記事へのコメントはありません。