植物たちの冬越し サンシュユ

ノース白山の庭で育てている山茱萸(サンシュユ)です。早春の代表木の一つであり、この白山麓の寒い冬でも最も早くツボミをつけ、花を咲かせる一歩手前まできました。次に暖かい日がくれば、このツボミが黄色の花に一気に変わるでしょう。2015年10月の記事
思えば、このサンシュユ。最初に自分たちで育ててみようと思ったきっかけは漢方であります。冬の漢方の妙薬として、あるいは高齢者の漢方として、とても有名な「八味地黄丸(はちみじおうがん)」の原料となる植物はなにか?といろいろと調べていくうちに、このサンシュユの素晴らしさに魅せられたことがスタートです。同じくして、このサンシュユが、生け花としてもよく利用されており、自宅近くの酒蔵で、その凛とした姿を見た時には、日本人の意気を感じたことも、この植物を育ててみようと思ったきっかけです。全身の倦怠感はもちろん、かすみ目、腰痛、下肢痛、頻尿など、漢方、薬膳学でいう腎に関わる様々な症状に効くことは、中国の古典医学書にも、大手製薬メーカーのサイトにも十分すぎるほど記述されているので、その効能は事実なのでしょう。冒頭にも書いた通り、サンシュユは、早春に咲かせる華やかな花を楽しめます。そして秋には収穫できる実を乾燥させれば、生薬としての「山茱萸」になります。私たちは、八味地黄丸と同じ効能がでるという「サンシュユ酒」をつくり、飲めるメンテナンス薬をつくります。将来的には、八味地黄丸の原料である8つの植物を全て育てたり、自生するもの(地黄、山薬は確認済)を採ってきたりして、自家製八味地黄丸をつくるという目標があります。かつては加賀藩が白山麓で生薬栽培を奨励していたと聞きます。この豊かな自然環境と、先人たちの知恵を借りて工夫すれば、必ずできるものだと信じています。

おすすめ記事

  1. 糀甘酒スコーン
  2. 朝食に「おいしいパン」を。
  3. 白身魚にはコレ!
  4. 雪中のティーツリー
  5. 発酵の底力を信じ切る。
  6. 山ヨモギのシフォンケーキ
  7. へしこマスカルポーネ

関連記事

  1. 不思議な力を持つハマナス
  2. クコの実 天然乾燥中
  3. セルフケア 【リラックス編】
  4. 気力・養血の良薬 ナツメ
  5. 涼感を放つ夏の花。
  6. ホトトギス(杜鵑)
  7. 栄養の宝庫 ニンジンの葉
  8. 古来の西洋薬味 チャイブス

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP