胃腸を活発にする参鶏湯

参鶏湯(サムゲタン)です。韓国の代表的な料理であり、まさに薬膳スープです。本場、韓国では丸鶏をそのまま煮込みますが、ノース白山では、より身近な食材を使うことが食養生のテーマなので、鶏肉はスーパーでも安く手に入る手羽元を使っています。この参鶏湯、食養生を実践する上で理にかなったものなので、メニューとして積極的に取り入れたいと思います。
使う主な食材について、薬膳の視点で説明します。スープの素となる水は、飲める温泉である中宮温泉「胃腸の湯」です。また、自家製の塩糀が味を整えます。
もち米 (甘味・微温性) 体を温める、便秘改善
鶏肉 (甘味・温性) 体を温める、体力を回復させる
ネギ (辛味・温性)体を温める、冷え性予防
なつめ (甘味・微温性) 体を温める、気(エネルギー)を補う
松の実 (甘味・温性) 体を温める、滋養強壮
使われる全てに共通しているのが、体を内面から温めるということです。こうした食材を組み合わせていることこそ、参鶏湯と言えば、冷え性予防や改善に役立つ所以です。胃腸の動きを活発にするためには、胃腸を中心としながら体全体とのつながりを意識して、内側からエネルギーが湧き出るように活発にすることです。体を温めることは、冷え性の予防・改善のためにだけにするのではありません。内臓を活発にし、エネルギーを生み、そのエネルギーで体の好循環をつくることにつながります。
参鶏湯はそれ一つで体の好循環をつくれるものです。理にかなうこの優良メニューを、より美味しく、そして楽しい食事になるよう提案します。

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