
ノース白山の庭で育てている足摺野路菊です。漢字で書くと読みづらいですが、呼び名は「アシズリ・ノジ・ギク」です。高知県の足摺岬~佐田岬に咲く野路菊の変種で、アジア・ヨーロッパを中心に約40種あるキク属の中でも珍しい日本産です。
野路と言きくと、山野をイメージされがちですが自生するのは海岸です。もともと海側に育つ品種を、あえてこの里山で育てることは、当初は難しいと思っていましたが、園芸の先生からの「これは強いから大丈夫」という言葉通り、しっかりと根づき、無事に花が咲きました。
開花時期は11月~2月です。背丈も15cmほどで、全体的に小ぶりで、決して目立つ存在ではありませんが、白く縁取られた葉や、その上に乗るように咲く花が、静かな趣を感じさせてくれます。
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